中学受験 なんきゅ~ プロ講師なんでもQ&A

カテゴリ:受験生の生活

小6の勉強法について

今度小6になる息子ですが、これまで授業と宿題をこなすだけで塾の内部テストでは良い成績を取れてきました。

そのため今後の勉強も大丈夫だろうと思ってたのですが、試験範囲の限られた内部テストではなく、実力テストになると点数が取れないと言うことが最近になってわかりました。

塾の内部テストでは直近の授業内容が問われることから、その場だけ覚えて、なんとかしのいできたようです。
一方で、ある程度時間の経った分野や出題範囲の多い実力テストとなると、途端に解けなくなります。

授業を受けているときはその場で理解した気になるようですが、本当の実力という意味ではまだまだモノになっていないというのが現状です。

今年度から小6になり、本格的に受験生となる上で、今まで勉強してきたことをどのようにして本当の実力へと押し上げていくか、ということについて何かご意見いただけたら幸いです。
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回答者
小6の母です
回答日時:2019/03/13 13:52:16

復習と過去問を大事にしてください

直近にやった分野ができているのならば、そう悲観することなく、今の段階では十分だと思います

さて、実力テストでも点数をとりたいとのことですが、なによりも大事なのは復習です。

これまでに解いてきた問題集やテストなどに今一度目を向けて解き直してみることをおすすめします。
特にテストなんかは、過去によく解けた経験などもあるでしょうから、うってつけです。

その解き直しを、少なくとも秋までは続けてください。そうすれば、冬になる頃にはびっくりするぐらい今まで学習したことが定着していると思います。

そしてその後は、過去問を大事にしてください。

今まで積み上げて身につけて来たものを、過去問を何年も解き続けることで本格的な武器に消化してください。

受験というものは概ね、復習と過去問の演習で事足りるのです。ただ、その時間配分が難しいだけです。

これらのことに注意して、受験生生活、頑張ってください!
回答日時:2019/08/18 18:57:35

まちがいノート

小6の母です様、こんにちは
都内の中学受験塾で長年講師をしているものです。
範囲の限られたテストでは高得点が望める一方で、実力テストでは点が取れないといった悩みを持った受験生やその保護者の方を大変多く見かけてきました。
私はそんなみなさんに「まちがいノート」の作成を提案しています。実力テストの点数が伸びない最大の原因は、範囲が膨大すぎてテストの直前に十分な対策ができないことではないでしょうか。そこで、今までの内部テストや小テストで間違えた問題を集めた専用ノートを作ってみて下さい。具体的には、ノートの左ページに問題のコピーを貼り左ページに自分なりの解説と見違えた原因を書くといったような感じです。こうすることで、自身の苦手分野やミスの傾向が可視化され、実力テストの直前にそれらを総復習することできます。
非常に有効的な方法なのでぜひ試していただければと思います。