比や割合の問題が、特に難問になると解けません。特に、金額がなんども変わったりするとちんぷんかんぷんです。
塾で扱ったので、早稲田実業2019の❸を題材に説明お願いします。
投稿日時:2019/03/13 13:46:26
カテゴリ:算数
比や割合の難問が解けません
たろう
回答日時:2019/07/19 20:55:32
比の問題の解き方
塾講師をやっているちとと申します。
誘導に乗って式をたてていくと、それを解くことによって自然と答えが得られます。
まず(1)ではBの仕入れた個数を聞いていますが、今のところBについては
原価と利益(原価1000円の30%なので300円ですね)しかわかっていません。
そこで個数がかかわってくる利益の比に着目し、立式してみましょう。
見込まれていたAの利益は、Aの個数をaとして400×a円、
Bの利益は、Bの個数をbとして300×b円なので、
400×a : 300×b = 2 : 1
内項の積と外項の積は等しいので
600×b = 400×a
よってa:b=3:2とわかります。
合計で200個仕入れているので、Bの個数は
200×2/5=80個…答
次に(2)では商品Aの原価を聞いています。
定価の2割引きにしたら1個あたりの利益は160円になると書いてあることから、
原価を「○原」とおくと、
(○原+400)×0.8=○原+160
と式がたてられるので、
解いてみると○原=800円…答 とわかります。
最後に(3)では使っていない条件、最終的な利益の比を用いれば割引きして売ったAの個数がわかりそうだと気づくと、
割引したAの個数を〇と置いて、
400×(120-〇)+160×〇 : 300×80 = 8 : 5
と立式できるので
これを解くと〇=40個…答 と求まります。
(もともとのAの個数は120個なので、120>40で条件に合っていることも確認できます。)
このように、一気に問題文の全てを理解しようとしないで、
誘導があるならそれにのって少しずつ解いていくのがよいと思います。
その際に立式を上手にすると答えは機械的に求まるので、やりやすいと思われます。
頑張ってくださいね。
誘導に乗って式をたてていくと、それを解くことによって自然と答えが得られます。
まず(1)ではBの仕入れた個数を聞いていますが、今のところBについては
原価と利益(原価1000円の30%なので300円ですね)しかわかっていません。
そこで個数がかかわってくる利益の比に着目し、立式してみましょう。
見込まれていたAの利益は、Aの個数をaとして400×a円、
Bの利益は、Bの個数をbとして300×b円なので、
400×a : 300×b = 2 : 1
内項の積と外項の積は等しいので
600×b = 400×a
よってa:b=3:2とわかります。
合計で200個仕入れているので、Bの個数は
200×2/5=80個…答
次に(2)では商品Aの原価を聞いています。
定価の2割引きにしたら1個あたりの利益は160円になると書いてあることから、
原価を「○原」とおくと、
(○原+400)×0.8=○原+160
と式がたてられるので、
解いてみると○原=800円…答 とわかります。
最後に(3)では使っていない条件、最終的な利益の比を用いれば割引きして売ったAの個数がわかりそうだと気づくと、
割引したAの個数を〇と置いて、
400×(120-〇)+160×〇 : 300×80 = 8 : 5
と立式できるので
これを解くと〇=40個…答 と求まります。
(もともとのAの個数は120個なので、120>40で条件に合っていることも確認できます。)
このように、一気に問題文の全てを理解しようとしないで、
誘導があるならそれにのって少しずつ解いていくのがよいと思います。
その際に立式を上手にすると答えは機械的に求まるので、やりやすいと思われます。
頑張ってくださいね。