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カテゴリ:理科

六年生で理科ができません

今度六年生の母です。
理科の成績がずっと悪いです。五年生の初めから、偏差値40ほどの成績が続いています。
志望校の偏差値は55ぐらいで、とても成績が足りません。
テストを見直すと、知識はあるのに適当に答えを選んでいたり、問題を適当に読んでいたりしていることが多いです。
対策として、家では今までの間違えた問題を解き直したり、その分野の復習を別テキストでやったり、志望校の過去問をやったりしています。
ですが、このまま理科の点数があがるか非常に不安です。
なにか理科の成績をあげる勉強法などを教えていただければと思います。
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回答者
東西南北
回答日時:2019/05/16 19:34:27

まずは概念の理解が大事

理科は一つ一つの用語などを覚えることよりも、「なぜ、そうなるのか?」という考え方が大事です。
例としてあげると、「空気や水の温度」の本質として
①水には氷・水・水蒸気の三つの状態がある。
②水のそれぞれの状態変化が起きる時には熱のやり取りがある。
③温度が高いほど飽和水蒸気圧は高くなり、100度で1気圧に達する。
の、以上三点があります。
これらさえ理解していれば、比の計算やグラフの読み取りなどは簡単にできます。
いきなり問題演習に入ったり語句を覚えようとするのではなく、このように根本的な概念を理解することで理科は格段に解きやすくなります。
また理科全体を一通り勉強して、様々な知識をざっと身につけた頃にその単元を見直すと、当時は分からなかったことが案外あっさりと理解できることもあります。
そのため、理科は単元全体をまずはさっとこなして、それから解けなかった問題だけを解き直していく、という勉強方法が最も効率的かと思います。
今はあまり解けなくとも、数ヶ月後に再び解くときは遥かに楽になっていると思います。
回答日時:2019/05/23 11:31:35

国語の勉強をしてはどうでしょう

都内で個別指導塾の講師をしているものです。
お子様の間違えているパターンとして、
知識はあるのに正解できていないというのは、
ケアレスミスに近い傾向があるということだと思います。

おそらくお子様は記憶力が良いので、
注意深く問題を解くことができれば、
きっと点数が伸びるはずです。

そのための方法として、
国語の勉強をもっと重点的にやらせるのはどうでしょうか?
私は国語の講師をしているのですが、
ケアレスミスが多い子は、
国語の出来があまり良くないことが多いです。
もしかすると、あなたのお子様もそうではないでしょうか。
国語が得意な生徒というのは、
文章を注意深く読む力があり、読み取った内容に対し、
答えを正確に考えて記述する力がある子です。

そういう子は読むことにも書くことにも、
とにかく注意深く、体系立てて物事を考えられています。

この力がある生徒は、国語の問題以外でも注意深く問題を考えられるので、ケアレスミスが少なく、全ての教科で良い成績を取りやすいです。

ケアレスミスを改善し、もっと注意深く問題が解けるようになるため、国語の個別指導や家庭教師を契約するなどして、国語の力をアップさせると良いでしょう。