2020.02.12

我が子の目を守るマイファーストモニター「BenQ GW2480T」親子体験

 スマートフォンやタブレット、パソコン、ゲーム機など、子どもがデジタル機器にふれる機会はどんどん増えている。その中で気になるのが、やはり子どもの目への影響だ。子どものスマホ利用時間が増加している現在、保護者はどのように対策をすべきなのか。  今回はブルーライト研究の第一人者である眼科医の綾木雅彦先生(慶應義塾大学医学部 眼科学教室 特任准教授)と、小・中学生の子どもをもつ母親3人が子どもの目のケアについて座談会を行った。さらに、目の健康を考えて作られたBenQの「23.8インチ Full HD アイケアモニター GW2480T」を親子で体験してもらい、その感想を聞いた。 子どもの目の健康に関する悩みをもつ小・中学生の親子が参加し、眼科医の綾木先生にお話をうかがった。 参加者 ・綾木雅彦先生(慶應義塾大学医学部 眼科学教室 特任准教授、おおたけ眼科つきみ野医院 院長) ・宇野さんとそうし君(小学2年生)※ ・田中さんとあんちゃん(小学6年生)とゆうと君(中学2年生)※ ・ライター相川とのぶ(小学5年生) ※いずれも仮名 小・中学生はゲームや勉強でパソコン・タブレットを日常利用 --まずは、ご家庭でのお子さまのパソコンやタブレットの利用状況を教えていただけますか。 宇野さん:小学2年生なのでパソコンは本格的には使っていませんが、使うときは親と一緒に利用しており、学習用途がメインです。今後は自分で検索して調べものなどに活用できるように、パソコンを利用していきたいと思っているところです。 田中さん:中学2年生の息子は、パソコンで調べものをしたり、自分で撮影した顕微鏡写真などを取り込んでレポートを書いたりしています。小学6年生の娘はタブレットで通信教育の講座を受けています。学習以外では動画を観たりしています。 相川:息子は自分専用のノートパソコンとタブレットを複数台持っていて、プログラミングやゲームなどで使っています。それ以外にも、学校で1人1台Windowsタブレットを貸与されているので、持ち帰ってきて宿題の学習ドリルなどを行っています。また、塾で配信されている授業動画を、毎週復習を兼ねて見ています。 自分のパソコンでゲームをする小学5年生。小学生の多くがパソコンやスマホを日常的に使っており、自分専用の端末をもつ子どもも増えている。 画面と目の最適な距離は50~60センチだが… --子どもたちがパソコンやタブレットを使っている中で、気になっていることはありますか。 相川:使用する時間と姿勢ですね。時間は、ルールを決めないと延々とやってしまうので、親子でルールを決めています。姿勢に関しては、夢中になると段々姿勢が崩れてきて、前のめりになっていくので、目と画面が近い点は気になります。 綾木先生:厚生労働省が推奨する画面との距離は50センチで、これが目の疲れない安全な距離の目安になります。姿勢については、子どもの体格に合った机と椅子を使うことも大切です。手首とひじが固定されて、ひじが伸びる姿勢になることがベストです。 田中さん:家庭の場合、自分の勉強机があってもリビングやダイニングで勉強することも多いですね。 相川:我が家もリビング学習ですね。スマホやタブレットはソファでやることが多いです。 綾木先生:さらに子どもは夢中になると、全然まばたきしないんです。自然なまばたきは1分間に20回ほどと言われていますが、集中すると減ってきます。これがドライアイや目を疲れさせる原因のひとつです。ただ、子どもは大人より目が丈夫なので、元々まばたきの回数も少なく、そんなに危険な状態にはならないと思います。むしろ、エアコンの使い方のほうが問題ですね。風に正面からあたってはいけないですし、秋や冬は加湿が必要です。リビングで学習する場合は姿勢と乾燥などにも配慮すると良いと思います。 子どもたちに普段使っている姿勢になってもらい、画面と目との距離を測定。スマホは12センチほどしか離れていない… タブレットはスマホよりは距離があるものの50センチ以下 目線が下がって姿勢が徐々に崩れていく 距離は良くても首が痛くなりそう… 綾木先生:実際に測ってみると、スマホが特に近く、画面との距離が12センチしかありません。画面の大きいタブレットですと、もう少し離れますね。大人はここまで画面が近づかないのですが、子どもはこんなに近くてもピントを合わせてしまうのが怖いところでもありますね。それだけ光エネルギーを浴びていることになり、これを2時間続けたら怖いですね。 近視を進ませないために家庭でできること 田中さん:あらためて距離を測ってみてビックリしたのですが、近視を進ませないための工夫としては、どんなことをしたらよいでしょうか。 綾木先生:一番よいのは外遊びを毎日させることですね。外遊びができないときは、ベランダに出て、日光を浴びましょう。日光を浴びることで近眼が進みにくくなる効果があるとされています。  また、近くを長時間見ないこともとても大事です。ずっと家にいる、近くばかり見ている、親が近眼であると近眼になりやすいです。遺伝については変えられないので、たとえ適切な距離でもモニターを長時間見続けることは避けるようにしたいですね。 「昔から言われている『近くばかり見ていると目が悪くなるよ』は真実で、近眼が進むことは世界的に証明されている」と話す綾木先生。 田中さん:ブルーライトの影響で、睡眠も深く眠れていないのではと心配しています。 綾木先生:子どものうちから老化は始まっているんです。それは睡眠の質、勉強時間の多さ、食べ物など、さまざまな原因がありますが、実に憂うべきことだと思います。質の良い睡眠をとるためには、やはり夜間に明るすぎる画面を見せないことです。 GW2480Tはノートパソコンの1/3の明るさで見やすさはアップ 宇野さん:これから子どもに使わせるにあたって、スマホとパソコン、どちらのほうが目にはよいのでしょうか。 綾木先生:断然パソコンですし、さらに言えば、アイケアモニターのような機器を使うことですね。外付けのモニターを使うことで目からの距離も離れて疲れにくくなります。ノートパソコンも外部モニターに接続することができますし、さらに外付けのマウスとキーボードを使うことで最適な姿勢を保って作業することができますね。 --本日は、アイケアモニター「GW2480T」をお持ちしたので、普段使っているパソコンの画面と、実際の見え方を比較してみてください。 綾木先生が照度計で計測して比較。普段ゆうと君(中学2年生)が使用しているノートパソコンの明るさ365ルクス。 アイケアモニター「GW2480T」の画面の明るさは128ルクス。部屋の明るさを検知して自動で適切な明るさに! 綾木先生:明るさを測ってみましたが、モニターの画面は128ルクス、対してノートパソコンの画面は365ルクスで約3倍の明るさです。アイケアモニターは明るさを和らげているのに、見えやすさは向上しています。エネルギーにして10倍近く違いますので、健康への影響も少ないと言えます。 田中さん:え、そんなに違うんですか。しかも、ブルーライトも70%カットできているんですね。 綾木先生:照明が明るいと”ちらつき”も増えてきますので、明るさは最小限がよいですね。たとえば、今いる部屋はやや暗めで500ルクスですが、会議室などではちょうどよい明るさです。コンビニは2000ルクスもありますので、夜中に行くと目が覚めてしまいます。 宇野さん:部屋や画面の明るさは、個人的にとても気になっていました。勉強するなら明るいところが正解だと思っていたのですが、そうではないのですか。 綾木先生:光は生存に必要な環境因子ですので、昼はある程度明るい方がシャキッとしますし、明るくて問題ありません。ただ明るいと目が痛くなってしまったり、頭痛がしたりする子どもが1~2割います。本人には原因がわからぬままに、学校に来ると頭が痛くなってしまうケースもあります。一方で、夜は部屋も画面もある程度明るさを控えないと、寝つきが悪くなり、睡眠障害の原因にもなります。 宇野さん:部屋の明るさとモニターの明るさはどのくらいが望ましいのでしょうか。 綾木先生:部屋の明るさについては、昼は白い光で、夜は暖色系の明かりにするなど、ちょっとした工夫で目の健康に良い環境に変えることができます。夕方以降は、モニターはブルーライトカットをして、光の質は夕日のようにブルーライトのない成分にすることで、脳が「夜だ」ということを認知します。  今日は特別にメガネ型のブルーライトによる光治療機器を持ってきたのですが、これを着けるとブルーライトが目にあたり、シャキッとします。時差ぼけ、睡眠リズム障害などに活用されていますが、長時間かけると疲れてしまいます。 ブルーライトを発するメガネを体験させてもらい、その明るさに驚く子どもたち --皆さん、実際にアイケアモニターとパソコンの画面を比較してみていかがでしたか。 中学2年生のゆうとくん。姿勢もシャキッとし、画面との距離も保っている。 田中さん:モニターだと画面が見やすいですね。いつもだと、姿勢が段々崩れて、最後にはノートパソコンを持って寝転んでしまうんですが…。 綾木先生:今だと姿勢もいいし、画面との距離も50センチとちょうどよいですね。 「大きくて見やすい!」と、画面を見て喜ぶ小学2年生のそうしくん。 宇野さん:今まではノートパソコンの画面だけで見ていましたが、モニターを接続すれば大きい画面として使えるし、楽ですね。リビングに置いて、家族で旅行の写真などを一緒に観たいですね。 大きいゲーム画面を見て、親子で感動。ダブルスクリーンも便利。 相川:モニターにノートパソコンの画面が映った瞬間、子どもが「すごい!」と叫んだんです。やはり大きい画面のほうが断然見やすいですね。ダブルスクリーンとして使えるのも便利ですし、これから身長が伸びていくので、モニターの高さを簡単に変えられる機能も気に入りました。 正しい距離と光、高さで子どもに使わせたい --最後に、今日の体験の感想を教えてください。 宇野さん:スマホはパソコンより目に良くないということはなんとなく思っていたのですが、今回、綾木先生に教えていただき、納得しました。子どもに小学生のうちから自分専用のパソコンを与えたいけれど、ノートパソコンだと字が小さいので、必ずモニターがあったほうがよいと思っていました。また、光の量についてもずっと気になっていたので、モニターに自動的に明るさ調整機能がある「GW2480T」はとても画期的ですね。これからはモニターを選ぶときのひとつの基準にしたいと思います。 田中さん:自分は仕事でノートパソコンとモニターをダブルスクリーンで使っているのに、家では子どもにノートパソコンの画面だけで使わせていて、集中力が続かず、姿勢も保てていませんでした。これからは、モニターに接続して、正しい距離、正しい光、正しい高さで、集中できる良い環境でノートパソコンを使わせたいと思いました。 親子でパソコンの使い方をあらためて考えることができた。 相川:アイケアモニターとノートパソコン、両方の画面を見て、こんなに目に優しいのにはっきりと綺麗に見えるのはすごいなと思いました。視力が良くない息子も「これ、最高!」と喜んでいたので、ぜひ目の健康が考えられた大画面のモニターを使わせてあげたいですね。また、画面との距離を計って、目に近いということを数値的にも実感しました。子どもは夢中になると自分で目のケアをできないので、保護者が気をつけなければいけない、やはりノートパソコンでもモニターは必要なんだなとあらためて感じました。 --ありがとうございました。  パソコンやスマホの使い過ぎについて危惧している保護者は多いが、その実態についてはあまり知られていないのが実情だ。今回、あらためて子どもたちの普段の使い方を確認し、正しいアイケアを知ったことで、今後、親としてどうすべきなのかという方針が見えてきた。  そのひとつが、アイケア機能が搭載されているモニターを活用することだ。BenQの「GW2480T」は、ブルーライトを最大70%カットできるだけでなく、部屋の明るさを検知して画面の明るさを自動調整してくれる。子どもの成長に応じて画面の高さも変えられるなど、まさに親としてほしい機能が詰まった1台だ。子どもの目の健康を守るために、ぜひアクションを起こしてほしい。 「パソコンやスマホは子どもの目の健康を考えた使い方をしてほしい。夜は自宅の明かりを暗めに保つことで、よい睡眠にもつながります」と、話す綾木先生。 BenQ「23.8インチ Full HD アイケアモニター GW2480T」 価格:オープン価格 <おもな特徴> ・IPSパネルによる広視野角 ・フリッカーフリー、ブルーライト軽減機能搭載 ・カラーユニバーサルモード、高さ調節/ピボット機能搭載

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ちらつき、ブルーライト軽減のモニターが登場

ちらつき、ブルーライト軽減のモニターが登場|業界ニュース|塾講師コミュ

ちらつき、ブルーライト軽減のモニターが登場

 様々な娯楽手段や町中の広告に、映像画面が取り入れられて久しいですね。
タブレットやスマホで勉強もできるようになり、電子黒板や電子教科書など、
教育の分野にもデジタル化の波が押し寄せてきました。
小さい子どもも知育アプリやタブレット教材で学ぶ機会が増え、
子どもの目へのブルーライトによるダメージや、それによる視力低下が危ぶまれています。

 今回、目への健康被害から子どもを守るアイケアモニターが発表されました。
ブルーライト軽減機能のついたこちらのモニターは、
従来のノートパソコンと明るさは変わっていないにも関わらず、画面上の字などの視認性はアップ。
画面サイズ24インチのこちらは、目の疲れない最適な距離である
50センチから70センチを保てる理想的なスクリーンサイズ。
また、成長に合わせて高さや画面の角度を調整することも可能。
 画面のちらつきやブルーライトを軽減してくれる機能的なパソコンで、安心感は抜群です。