2020.02.12

文教大付属小、6年生が人型ロボ「Pepper」に童話をプログラミング

文教大学付属小学校は22日、6年生児童が人型ロボット「Pepper」に昔話や童話をプログラミングし、来校した幼稚園児に読み聞かせを行った様子を発表した。 0723-pp同小では2018年度から、人口知能を搭載した「Pepper」を導入。今回、6年生の児童が、総合的な学習のプログラミング授業の一環として、「Pepper」に昔話や童話をプログラムし、今月3日の学校説明会に来校した幼稚園児に読み聞かせをした。 今回の取組みは、「Pepper」専用のプログラミングのサイト「Robo Blocks」を利用。学校説明会当日に向けて、6年生児童は、ストーリーだけでなく「しゃべる」「動く」「画像を表示する」などのブロック化された命令を組み合わせ、読み聞かせの準備を進めてきた。 「Pepper」が喋る速度や声の高さ、BGMなども、児童が「どうしたら園児がわかりやすく楽しめるか」という聞き手の気持ちを考え、一つ一つ設定した。 当日は、保護者が説明を聞いている間、園児を対象に、代表に選ばれた児童4人が制作した「赤ずきん」「3匹のぶた」「うさぎと亀」「マッチ売りの少女」の昔話・童話を披露。 会場では、「Pepper」の独特な言い回しや動きに園児から笑いが起こり、聞きなじみのあるストーリーに挿入される「みんなもうさぎみたいに油断せずコツコツ頑張ろうね」などの児童オリジナルの呼びかけに聞き入っていたという。

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小学6年生がpepper君に命(プログラム)を吹き込む

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小学6年生がpepper君に命(プログラム)を吹き込む

 2020年にプログラミングの必修化が決定し、
小学生や未就学児へのプログラミング教育に対し、
世の熱も高まってきています。
 付属校などの進学校ではすでに、先取りで
プログラミングを体験させている小学校も多く存在し、
プログラミング言語を理解できるようになっている小学生は
増加の一途をたどっています。

 文教大学付属小学校は、2019年7月22日、
6年生児童が「pepper」にプログラミングを施し、
来校した幼稚園児に童話の読み聞かせを行いました。
 園児たちが楽しめるようにと聞き手の気持ちになり、
声の高さや速度にもこだわって「しゃべる」「動く」などの
きめられたプログラムを設定。
「ウサギと亀」など複数のポピュラーな童話の中に、
児童ら独特の言い回しを織り交ぜ、工夫を凝らしました。

 町中でよく見る「pepper」を動かせるというのは、
間違いなく子どもたちの好奇心を刺激するものですし、
また「誰かのためにものをつくる」という社会の動きも理解できる、
素晴らしい体験であるといえるでしょう。