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カテゴリ:受験生の生活

睡眠の重要性

大学受験生です。勉強をしていると眠気が襲ってきていつまでも寝てしまう、学力が足りないから睡眠を削ってたくさん勉強に取り組む、など睡眠がうまくとれていません。
睡眠の重要性、良い睡眠について教えてください。

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回答者
アクエリ
解答日時:2019/10/19 21:17:56

睡眠との向き合い方、参考程度に。

大学受験講師です。私の受験生時代の経験と、睡眠について調べたことを踏まえて回答させていただきます。

大学受験以外のことにも言えることですが、睡眠を適切にとることはかなり重要なことです。睡眠には、脳の疲れをとる効果があるので、睡眠が適切にとれていれば、脳もベストな状態で動く事ができます。睡眠がとれていないとストレスの増加、集中力の低下、新陳代謝の低下、事故やけがを招く、などさまざまなデメリットがあります。睡眠を削ってまで勉強するのは危険なことなのです。

睡眠時間に関してですが、睡眠時間は最低でも5時間、多くて8時間くらいがよいでしょう。難関大合格者の睡眠時間は90%の人が5~8時間睡眠であるからです。あまりにも少ない睡眠時間における合格者はあまりいないようですし、体にも悪影響ですので寝不足になる短い睡眠はやめるべきということがここでも言えます。

ですが、規則正しい生活を心がけようとしても夜眠れないことも多々あるでしょう。そんな受験性には寝るときに脳がリラックスできることをするとよいです。ここではその方法を3つ紹介しておきます。ぜひ実践してみてください。
① 身体動かす
眠れないのは、脳が起きているからであって、まずは落ち着かせることが先決になってきます。身体を動かしてみることで脳にたまっていたエネルギーが体で消費され脳がリラックスできるのです。眠りにつくのが早くなり、効率的かつ、エネルギーが消費された後なのでぐっすりと眠ることができるでしょう。
② カフェインを控える
目覚ましのためにカフェインを摂取する人もいるでしょう。ですがカフェインの効果は約12時間継続するといわれていて、目覚ましのために飲んだカフェインが、寝る時に邪魔になってしまう。ということになりかねません。スムーズに睡眠に入るためにカフェインを控えることも大切になります。
③ 寝る前のスマホ、パソコンを控える
寝る30分前にスマホやパソコンの画面を見ているときと、そうでないときで睡眠の質は大きく変わるそうです。暗い所で明るい画面を見ると、脳は余計に活性化するので、さらに眠れなくなったり、眠れたとしても、寝起きでいつもよりだるい感じがしたりすることに繋がります。

昼寝に関してですが、眠くなったら眠るのが良いです。眠いのにかかわらず無理して勉強しても頭に入りません。ですが、ここで布団に入ってしまうと、深い睡眠を長時間とってしまうことになり、夜眠れないことにつながることになります。机の上で軽く突っ伏すなどして15分程度眠るのが良いでしょう。あえて悪い体制で寝ることによって、長時間の睡眠を避けることができるのです。15分寝た後はかなり頭がすっきりします。

受験生の睡眠については以上となります。自分に合った睡眠方法を見つけることで勉強効率が上がり、合格に近づくことでしょう。最後まで体調に気を付けて頑張ってください。