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カテゴリ:受験生の生活

部活を最後まで続けるべきか

最難関国公立または早慶の理系の現役合格を目標としているですが、部活(運動部)を優先してしまい勉強はおろそかになっていました。最近は受験のことも考えなくてはいけないとなっているところで、受験勉強にあたって部活を最後まで続けるかどうか迷っているのですが、引退まで勉強と部活の両立をして合格をすることは可能なのでしょうか。指導した経験などからアドバイスをいただきたいです。よろしくお願いします。
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回答者
takeshi
解答日時:2019/10/29 19:11:03

部活を続けていても的確に受験対策をとれば受かります

関東の塾で大学受験の指導をしている者です。私が今までに指導した生徒、そして私自身の受験生時代の経験からアドバイスさせていただきます。

受験勉強のため部活をやめようか迷っている、または入ろうか迷っている生徒さんはたくさんいます。受験勉強のために部活をやめようとする理由はただ一つ、「勉強にあてる時間が少なくなる」というものです。部活に精を出している時間勉強した方がいいのでは?部活が終わった日は疲れで勉強が手につかない、と悩むのですね。
しかし、勉強時間が少なくなってしまう心配のある部活ですが、私は部活を最後まで続け第一志望に見事合格を果たした生徒をたくさん見てきました。彼らは部活に全力で取り組み、そして勉強も頑張りました。彼らの集中力はすさまじいものでした。そして私も部活を最後まで続けて第一志望の大学に合格できた経験があります。
勉強時間に割ける時間が部活をやっている人に比べて少ないにも関わらず彼らが合格できた理由、それは部活動をやっていない人には身につかない能力を身につけていたからだと思います。
部活に入っている人は大会に向けてきつい練習の日々です。(部活にもよりますが。)過酷な練習の中で試合に「勝つ」ことを目標に努力をしています。そして本番では失敗をしないよう高い集中力をもって挑みます。そんな「本番力」「集中力」「根性」などは部活でしか身に着けられないのではないでしょうか。部活は受験に対してデメリットしかないように思えて実は大きなメリットがあるのです。彼らの合格の要因は部活で鍛えられた精神にあると思っています。
最後まで部活をやり切ることは決して無駄にはならないので続けてみることは決して悪い選択ではないと思います!


しかし、部活を最後までつづけた方が良いと言い切れるわけではなく、1年次から目標高く勉強の時間を多くとれた人にはやはり勉強量では劣ってしまいます。質問者さんは最難関の理系志望ということですので、今の段階で基本が確実に身についていないと合格は結構難しいです。合格までの勉強を逆算してみて部活に取り組む時間が取れないと感じたらやめてしまうのも手だと思います。模試などを参考にして考えてみてください。


部活を最後まで続けた方がいいかどうか結論を出せなくて申し訳ありません。アドバイスは以上となります。がんばってください。