英語の勉強に関して一番大切なことは長文をたくさん読むことだと思います。しかし、ただ闇雲になぞるように長文を読んでいくのではなく、どうしたら成績が上がるのかを考えて、自分なりに工夫して英語を上達させることが重要です。
僕が実際にやっていた勉強法で一番成果が感じられたものとしてシャドーイングがあります。受験生の頃はどこに行っても「音読だ」と言われ続け、本当に音読で成績が伸びるのかと、どこか疑問を抱いていました。実際、初見の長文を何の考えずに、また長文の意味も分からずに音読していた頃は全く成績が伸びませんでしたが、一度解いた長文などの、文構造をしっかりと理解しているものを、音声の後に続いて真似して音読するシャドーイングを行い始めた頃、英語の上達を自分でも実感できました。
僕はリスニングが入試で出題される高校を志望していたため、英語を聞くという作業を比較的多く行っていました。今の高校はあまり多くの高校がリスニングを試験科目として課しているわけではないので日常的とはなっていませんが、リスニングの勉強は必ず長文の読むスピードを上げ、勉強を重ねていけば長文読解が得意分野となるので、英語の理解や上達には最も良い勉強法だと思います。また、この勉強法は大学受験でも全く同じことが言えるので、高校に合格したのちも実践してみてください。