高校受験 なんきゅ~ プロ講師なんでもQ&A

カテゴリ:理科

理科、社会の勉強取り組む時期

中学3年生受験生の親です。国語、数学、英語は主要な教科だと感じているようで比較的勉強は進んでいるのですが、理科、社会はほとんど手を付けていないようです。いつ頃からどのように取り組むのが良いでしょうか。アドバイスいただけたら幸いです。
この投稿に回答する
回答者
m
解答日時:2019/11/18 18:39:42

理科・社会の向き合い方

mさんこんばんは。現在東大2年のルクルトちゃんです。
文章を拝見いたしますと、mさんのお子様は勉強の方向性としては間違ってはいないと思います。ご質問を見る限り公立高校志望のようですが、どの高校に行くにしろやはり勉強の基本は国数英となりますし、実際少し先の大学入試でもそれらの科目は配点が高いです。理社は国数英に比べ短期集中で得点が見込めることからも、国数英の勉強はたゆまず継続されることをお勧めします。

ただし、10月時点で理社にほとんど手をつけられていないのは進みが遅いと言わざるを得ません。いくら短期集中型の科目とは言っても、高校入試の理社で覚えなくてはならないことは意外に多いです。高校入試までは理社は半ば定型化された問題が大半を占めるので、まずはそれらを分野ごとに、問題集を使って徹底的に覚え込む(理解する)ことが必要です。その後過去問や他県の入試問題を使って演習を重ね、復習し覚え込むことで得点力がついてきます。これを本来なら3年生になったと同時に始められると良かったのですが...今は仕方ないので、一旦国数英の手は緩め、理社の勉強、特に頻出と言われる問題はすぐに総ざらいしましょう。社会などは最初は用語を忘れてしまってもいいのでどんどん覚えましょう。理科の用語も同様です。単語を覚え、問題を解き、模範解答から知識を得る。これをスピード感をもって繰り返していけば、得点力は自然と向上していくはずです。そしてその後12月からは実践演習に切り替え、どうやってアウトプットするかに重点をおいて勉強してください。そうすれば理社は(ギリギリですが)なんとか入試までに間に合うと思います。