まず初めに、1年分の過去問を解いてみて、全体で何分かかったか、大問ごとのかかった時間の内訳など分析して時間内に解き終わらない理由を明らかにしましょう。

時間内に終わらせるためにすべきことを以下に列挙しておきます。

① 簡易計算を用いて計算スピードアップ
例えば数ⅡBの微積はまじめに解いてしまうと結構時間がかかるのですが、1/6公式を用いると計算の手間が劇的に減り、かなり楽になります。このように利用できる公式はたくさん利用しましょう。

② 時には見切りをつける
時間勝負なセンター数学において、わからない問題を考え込んでしまうことは命とりとなります。わからない問題をずっと考えてしまうあまり、本来解けるはずだった別の問題が時間不足のせいで解けなくなってしまうのは非常にもったいないです。1，2分考えてみて方針が浮かばない、わからない場合は潔くあきらめて自分の解ける問題を確実に解くことが重要になってきます。

③ 苦手な大問を徹底的に練習
過去問を解いてみて、自分のつまずく点がだいたいわかってくると思います。苦手な大問は過去問を使って、徹底的に復習、演習をしましょう。

④ 本番形式で何度もタイムアタック
センター試験は練習あるのみです。今かかっている時間よりも5分短く、10分短く、、、と少しずつ早く正確に解けるようにたくさん練習しましょう。


　以上となります。センター試験すべてに言えることですが、現状（なぜ解けないか、なぜ終わらないか、など）を把握しどうすれば得点を上げられるかを考えながら、日々の勉強に取り組んでください。2次試験のことも忘れずに、試験本番まで頑張ってください！